夜間頻尿を治す

夜間頻尿の要因を突き止める

 

 

夜間頻尿は多くのことが原因となって起こるものですので、普段の生活習慣を見直し、要因となることがないかを考えてみましょう。アルコールなど利尿効果の高い飲み物を大量に摂取すれば、尿量も増え夜中に尿意を感じるのも仕方ありません。日頃からアルコールを摂取している人は量や時間帯を考えながら摂取するようにしましょう。

 

 

夜間頻尿は服用している薬が原因となる場合もあります。薬の中には利尿効果のある薬もあります。原因がわからない、日頃から気を付けているのに夜間頻尿だという人は薬が原因かもしれませんので、医師に相談してみるといいでしょう。夜間頻尿は脳の機能低下なども要因となる場合があります。何か病気が隠れている場合もありますので、早めに受診してしっかり診てもらうようにしましょう。

 

 

今まで夜間頻尿は前立腺肥大が大きな要因と考えられていたので、高齢の男性がかかる病気とされてきました。しかし、夜間頻尿は女性にも起こるものだということが分かりました。夜間頻尿は加齢によって起こる場合が多く、60歳代では40%ほど、70歳代では50%以上の人が夜間頻尿で悩んでいます。

 

 

夜間頻尿は、糖尿病、高血圧、前立腺肥大、脳機能の低下、膀胱炎など膀胱機能の低下、心不全、睡眠障害など、色々な原因が考えられます。うつの症状でも夜間頻尿が起こる場合があります。日中身体を適度に動かしたりして体内時間を正常にし、安眠を得られるようにしましょう。夜間頻尿は特効薬はないと言われています。原因を知ることで治療の糸口を見つけることが出来るのです。