夜間頻尿を治す

夜間頻尿の症状

 

 

夜間頻尿というのは、男性にも女性にもみられる症状で、寝入ってから起床するまでに2回以上起きるという人は、夜間頻尿と考えていいでしょう。夜間頻尿と夜尿症は同じものだと思っている人もいますが、夜尿症は寝ている間無意識に排尿(おねしょ)してしまうものなので、夜間頻尿とは違うものとなります。

 

 

夜間頻尿はさまざまな原因で起こるものですが、加齢によって腎臓や心臓の働きが衰えることでも症状が出てきてしまいます。心臓などが原因で夜間頻尿になる場合、夜中の寒い時間帯に何度も排尿のために起きなければならなくなり、心臓に大きな負担となってしまいます。

 

 

年配の人が夜間頻尿になった場合、心不全や心筋梗塞などを起こす不安も出てきてしまうのです。また、夜中に排尿のために起きるので家族が寝ている場合が多く、知らないうちに階段から落ちてしまっていたり、転倒して骨折していたりということもあるのです。

 

 

夜間頻尿は男女共に見られる症状ですが、男性と女性とでは夜間頻尿の原因となるものが違ってきます。男性の場合は前立腺肥大症の初期症状として夜間頻尿が起こる場合がありますが、女性の場合は生理や妊娠に深く関係しているといわれています。閉経後に女性ホルモンが低下することで膀胱が過敏になり、夜間頻尿になる場合があります。膀胱の機能が低下することでも症状が出てきてしまいます。